さたけ のりひさ
佐竹敬久 (76)

無所属 都道府県知事

当選回数4

最終学歴
東北大学工学部精密工学科卒業
肩書き
秋田県知事、元秋田市長

学歴

1966年3月 秋田県立角館高等学校を卒業
1971年3月 東北大学工学部精密工学科を卒業

職歴

1972年3月 秋田県庁入庁
この間、主に商工行政及び地方行政関係を担当 工業振興課長、地方課長、総務部次長を歴任
1997年12月 地方経済研究会を設立

政歴

2001年7月 秋田市長選挙へ出馬し、初当選 (当選2回)
2009年4月 秋田県知事に初当選 (現在4期目)
大変革の時代 真っ正面から向き合う!
昨年から、世界も日本も秋田も新型コロナウィルス感染症の拡散という、百年に一度の危機に見まわれています。
多くの県民が、企業主が、従業員が、新型コロナウィルスの影響により苦しい思いをしています。そして、医師や看護師など医療従事者は見えないウィルスとの戦いに体力と神経をすり減らし、福祉施設の職員や介護関係者はウィルスの恐怖と戦いながら奮闘しています。ワクチンの接種が始まっても、ウィルスから解放されるまでには時間がかかります。夢と希望は、今ある危機を乗り越えて初めてかなうものです。
更新日2022年2月13日
まず、今優先すべきことは今を乗り切ることです。
■ 今こそ公助の発揮・県民生活への幅広い支援

コロナにより生活に困っている方、子育て世帯、失業された方などへの生活支援

■ 深刻な影響を受ける産業への緊急支援

売り上げ減少で大変な思いをしている、宿泊・土産品・交通など観光関連産業や、飲食業、集客を前提とした文化・スポーツ活動、食材生産者、商店街・飲食業組合などへの緊急支援の継続

■ 医療・検査体制と福祉機能の充実、現場で働く人の負担軽減

医療機能・感染症検査体制の強化と福祉体制の拡充強化、最前線で奮闘している従事者への支援の充実、医療・福祉施設の経営健全化
更新日2022年2月13日
同時に、コロナ禍にあっても進めるべきこと
■ 急速な産業構造変化へ機敏な対応

コロナの影響により、これまでのやり方を変えなければならない中小企業分野の転業・業態転換への支援強化

■ 時代の変化を見据えた成長産業の拡大

工業の海外から国内への回帰の流れや、加速するICT化、自動車のEV化などを見据えた企業誘致の推進と地元企業の参入支援

■ 新しい働き方で地域の元気回復

会社に出なくとも仕事ができるリモートワークなど企業のデジタル化支援と、リモートワーク、ワーケーションによる移住、関係人口政策の推進

■ 時代を進めるデジタル化の推進

どこでも誰でも活用でき、県民に役立つ県行政のデジタル化

■ 新時代をひらく人材育成

教育のデジタル化や教職員の負担軽減を進め、個性を重視し多様性に満ちた教育を推進
産業構造の変革に即した高校教育、秋田を元気にする大学の研究機能の強化

■ 安全安心・暮らしと経済を支える公共基盤の整備

地球温暖化による豪雪、風水害など大災害に強い県土づくりと、県勢発展と県民の利便性向上に向けた陸海空の交通基盤整備の継続実施

■ 老若男女、健康で自由闊達、誰もが活躍できる社会づくり

健康寿命日本一をめざす中で、貴重なお年寄りの経験と能力を活かし、若者の多様な力を存分に発揮できる新時代の秋田づくり

■ 差別のない寛容で優しい秋田づくり

産業構造の変化に伴う格差拡大、男女差やLGBTなど性的指向、職業や障がい、また今回のコロナ禍のなかでの誹謗中傷など、あらゆる差別のない寛容で優しい社会づくり
更新日2022年2月13日
次に、「今ある危機」を乗り越えた先に向けた果敢なチャレンジです。
忘れてはならないことは、世界的な感染症の拡散、いわゆるパンデミックは、多くの分野で大変革をもたらすものです。歴史を見れば、元には戻らず衰退する産業も出てくる一方で、逆に急激に伸びる産業や新しい産業も出てきます。ともすれば、政治は常に現状維持、原状回復に傾きがちです。しかし、謙虚な姿勢で現状をしっかり見据えて、大変革に真っ正面に向き合うことが本来の政治の在り方で、それが前進へとつながります。
更新日2022年2月13日
コロナ後は「秋田の可能性」を発揮する時代になります。
新しいウィルスの出現や今冬の集中豪雪、近年の大規模風水害は、地球温暖化と関係しているとの説が数多くあります。そして、東京のような大過密都市は今回のような新型コロナウィルス感染症や大地震など大災害に弱く、人口の地方分散こそが大きな危機を回避する方策という声が大きくなっています。折しも、国は2050年を目標とする地球温暖化政策を唱え、これは誰もが否定できない政策で、世界的な大きな流れです。そのためには、二酸化炭素を出さないエネルギーと二酸化炭素を吸収する森林資源とそれを支える水資源が必要です。

■ 新産業と雇用を生み出す総合的再生可能エネルギー戦略

水力、バイオマス、地熱に加え、豊富な風資源を活かし、景観や他産業とも調和した洋上風力発電と部品製造、メンテナンスなど関連産業群の立地促進

■ 温暖化対策に貢献する秋田の森林資源

二酸化炭素吸収源として再造林拡大による山の若返りと木材産業振興…熊やイノシシ対策にもつながる

■ 食糧供給県秋田だからこそ農林水産業の役割増大

地球温暖化による砂漠化などにより、次の世界的危機は食糧争奪戦と言われるなかで、国産主食源の米を中心に複合化農業の推進と、タンパク源としての畜産、水産など命の安全保障、農林水産業の一層の振興(今冬の県南部を中心とした大きな農業被害の復旧復興対策の継続支援)
更新日2022年2月13日
新しい時代へ
注目のサッカースタジアムやアリーナ建設構想、いずれ再開されるであろう海外からのインバウンド観光や国内のマイクロツーリズム指向などを踏まえた観光産業の復活、優しく活力ある地域づくりなど多くの活性化政策も、まずは「今ある危機」を乗り越えることから始まります。

そして、世紀の大変革は「集中から分散」、「適度なグローバル化」、「エネルギー資源の転換」、「デジタル化」、「食糧資源の安全保障」、「差別のない多様性に満ちた社会」などの方向に向かっています。

まさに、これらをとらえれば、我が「秋田の可能性」を開花させる方向にあり、今は苦しくとも、希望と自信を持って集中的に取り組むことにより、本来の人口減少対策や秋田県経済の再生につながるものであると信じます。
更新日2022年2月13日
SDGs(持続可能な開発目標)の共通理念、「誰一人取り残さない」~秋田こそ「高質な田舎」へのみち
更新日2022年2月13日

各地域の政策ビジョン

鹿角地域
  • 鹿角地域での今後の取組について、触れてまいりたいと思います。
  • 「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ、大湯環状列石は、2021年の世界遺産登録を目指しており、昨年秋にイコモスの現地審査を受けたところであります。登録の実現に向け、引き続き、関係自治体とともに全力で取り組んでまいります。
  • 世界遺産登録を契機に、観光振興にも弾みをつけてまいりたいと考えております。昨年11月に国土交通省の「手づくりふる郷さと土賞」の大賞部門を受賞した小坂鉄道保存会のレールパークの活動や、令和5年度にグランドオープンする予定の「十和田湖和井内地区の道の駅」計画の実現などを積極的に応援してまいります。
  • また、小坂町では、鉱山の町ならではの産業遺産群と、地域資源を活かしたエコな街づくりを進めているほか、環境・リサイクルの分野で国内産業を牽引するリーディングカンパニーでありますDOWAホールディングスが事業を拡大しており、こうした取組についても応援してまいります。
  • 農業分野では、「かづの北限の桃」や県オリジナル品種「秋田紅あかり」など、特色ある果樹の産地づくりが進んでいるほか、鹿角市末広地区では、園芸メガ団地で「ねぎ」や「キャベツ」の生産拡大が図られております。
  • 加えて、鹿角・小坂地域は、本県の中でも大規模養豚団地が集中しており、ポークランドや八幡平ポークでは豚熱への対応等で大変な中にあっても精力的に活動を展開しております。こうした農業への取組をソフト・ハードの両面から支援してまいります。
  • 最後に、鹿角小坂地区の高校につきましては、今年度、花輪・十和田・小坂の3校を統合する方針が決定され、設計に着手しており、できるだけ早く工事に着手してまいります。
  • こうした鹿角地域の取組を総合的に応援することで、次の世代への可能性に満ちた「ふるさと秋田」をしっかりと引き継いでまいりたいと考えております。

更新日2022年2月13日
大館地域
  • 大館地域での今後の取組について、触れてまいりたいと思います。
  • 観光面では、市の観光交流施設「秋田犬の里」が一昨年グランドオープンし、国内外から人気の高い「秋田犬」の情報発信拠点として大きな役割を担うとともに、本場大館きりたんぽ祭りの開催や、「陽気な母さんの店」での農産物直売・農業体験活動等の取組が進められており、こうした地域資源を活用した活動を積極的に応援してまいります。
  • 産業面では、今後の拡大が見込まれる成長分野の一つである医療福祉関連において国内有数のシェアを持つニプロなど、大館工業団地に進出した企業の事業拡大を応援するなど、地域の産業振興を図るとともに雇用の確保にも結びつけてまいります。
  • 農業分野では、長木地区など市内3地区で園芸メガ団地が整備され、「えだまめ」などの産地形成が進められております。本県における京浜中央市場へのえだまめ出荷量日本一にも貢献をいただいているところであり、今後ともその取組を応援してまいります。
  • また、当地域は日本三大地鶏である「比内地鶏」の飼養が盛んであります。現在はコロナ禍の影響で販売等に苦戦しているところでありますが、私自らが動画出演しPRを行うなど、県を挙げて応援しているところであり、今後もその生産・販売を支援してまいります。
  • 医療分野では、県北地域に未設置となっている「地域救命救急センター」を大館市立病院に設置し、県北地域における救急医療体制の充実により、地域住民の命を守り、地域の安全・安心の確保を図ります。
  • このほか、比内支援学校で現敷地に新校舎等の新築工事を進めております。
  • こうした大館地域の取組を総合的に応援することで、次の世代への可能性に満ちた「ふるさと秋田」をしっかりと引き継いでまいりたいと考えております。

更新日2022年2月13日
北秋田地域
  • 北秋田地域での今後の取組について、触れてまいりたいと思います。
  • 昨年12月、蟹沢・大館能代空港インターチェンジ間を結ぶ「鷹巣西道路」が開通し、県内の高速道路の全線開通に向けて一歩前進いたしました。ミッシングリンクの解消に向け、現在進められている「二ツ井今泉道路」の早期開通に全力で取り組み、県北地域へのアクセス向上を図ってまいります。
  • 県内陸部の南北を結ぶ国道105号は、ダブルネットワークとして機能が期待されています。県北地域の産業振興、観光振興に貢献できるよう、難所である「大覚野峠地区」の早期事業化に全力で取り組んでまいります。
  • 住民生活を支え、物流や産業振興の面で大きな役割を果たしている国道285号の安全で円滑な交通の確保に向けて、急カーブが続き、交通事故が多発している「沖田面工区」のバイパス工事に取り組んでまいります。
  • 地元の熱意が実り、大館能代空港羽田線の3便化が決定し、今後首都圏との交流拡大が期待されます。感染症の影響により減便が続いておりますが、利用の促進と安定的な運航の確保に向けた支援により、3便化の早期実現を目指します。
  • 全線開通から33周年を迎える秋田内陸線は、通勤・通学など地域の生活に欠かすことができない路線であり、森吉山など県北地域の観光振興にも大きく貢献しています。持続的な運行の確保とともに、内陸線の魅力を高める取組を積極的に後押ししてまいります。
  • 産業面では、北秋田市鷹巣にコールセンターの進出が計画されるなど、新たな動きが出てきているところであり、引き続き県外企業の誘致に取り組んでまいります。
  • 農業分野では、北秋田市の下杉、鷹巣、米内沢、綴子の各地区で園芸メガ団地を整備しており、「にんにく」や「えだまめ」などの産地形成を図っているところであり、今後も収益性の高い農業の実現に向け、その取組を応援してまいります。
  • 畜産関係では、県内有数の企業養豚であるポークランドが新たに北秋田市内への新規養豚団地の建設を計画しているほか、日本三大地鶏である「比内地鶏」の飼養が盛んであります。比内地鶏に関しては、現在、コロナ禍の影響で販売等に苦戦しているところでありますが、私自らが動画出演しPRを行うなど、県を挙げて応援しているところであり、今後もその生産・販売を支援してまいります。
  • こうした北秋田地域の取組を総合的に応援することで、次の世代への可能性に満ちた「ふるさと秋田」をしっかりと引き継いでまいりたいと考えております。

更新日2022年2月13日
能代・山本地域
  • 能代・山本地域での今後の取組について、触れてまいりたいと思います。
  • エネルギー関係では、東北電力能代火力発電所において昨年3月から60万kWの出力となる3号機が営業運転を行っております。当発電所はこれからもベースロード電源として重要であることから、その存続を国に働きかけてまいります。
  • また、港湾内洋上風力発電については、昨年2月に能代港での事業が着手され、9月には国内初となる基地港湾の指定を受けております。一般海域洋上風力については、昨年11月に「能代市、三種町及び男鹿市沖」で 事業者選定に係る公募を開始されたほか、7月に「八峰町及び能代市沖」が有望区域に選定されるなど、その実現に向けて着実な進展が図られてきております。今後とも、洋上風力発電を含めた再生可能エネルギーの導入・拡大を強力に応援してまいります。
  • 観光関係では、日本で初めてユネスコ世界遺産に登録された白神山地や、三種町でのじゅんさい摘み取り体験など、様々なコンテンツを活用した観光振興の取組を 応援してまいります。
  • 県と県内市町村とが協働で取り組んできた「未来づくり協働プログラム」により整備された「道の駅ふたつい」は、世界自然遺産「白神山地」とともに、きみまち阪や七座山などの観光スポットが隣接し、能代・山本地域の観光拠点として大きな役割を担っており、高速道路の整備などアクセスの向上を図り、さらなる観光誘客につなげてまいります。
  • 農業関係では、能代市轟地区ほかで園芸メガ団地の整備が進んでおり、「白神ねぎ」のブランド名で全国有数の産地形成が図られております。本県が目指している夏秋ねぎの出荷量日本一(現在は2位)の実現に向け、更なる生産拡大の取組を応援してまいります。
  • 岩館漁港におきましては、養殖事業を行う複合的漁業エリアの造成について、できるだけ早く着手してまいります。
  • 教育関係では、能代科学技術高校がこの春に開校いたします。近年の技術革新にも柔軟に対応できる技術・技能を備えた職業人を育成してまいります。
  • こうした能代・山本地域の取組を総合的に応援することで、次の世代への可能性に満ちた「ふるさと秋田」をしっかりと引き継いでまいりたいと考えております。

更新日2022年2月13日
男鹿地域
  • 男鹿地域での今後の取組について、触れてまいりたいと思います。
  • 観光関係では、2018年にユネスコの無形文化遺産に登録されたナマハゲや、先日シロクマの赤ちゃんが誕生した男鹿水族館GAOなど、男鹿ならではの多彩なコンテンツを活用した観光振興の取組を応援してまいります。
  • 県と県内全市町村とが協働で取り組んできた「未来づくり協働プログラム」により、整備された「道の駅オガーレ」は、男鹿地域の観光や農林水産業の振興など地域活性化の拠点として多くの観光客に利用されており、秋田を代表する観光地の取り組みを後押しし、更なる観光誘客につなげてまいります。
  • 一般海域洋上風力については、昨年11月に「能代市、三種町及び男鹿市沖」で事業者選定に係る公募を開始されるなど、その実現に向けて着実な進展が図られてきております。今後とも、洋上風力発電を含めた再生可能エネルギーの導入・拡大を強力に応援してまいります。
  • 農業関係では、市内2か所に園芸メガ団地が整備され、キクやねぎの生産拡大が図られております。キクの栽培では、未来の農業を先取りする「スマート農業」技術の実証が進められており、県としても先進的な取組を支援してまいります。
  • また、一昨年5月には水産振興センターの栽培漁業施設が竣工いたしました。今後も本施設を拠点として、「つくり育てる漁業の取組」を一層強化していくことにしております。
  • こうした男鹿地域の取組を総合的に応援することで、次の世代への可能性に満ちた「ふるさと秋田」をしっかりと引き継いでまいりたいと考えております。

更新日2022年2月13日
潟上・南秋地域
  • 潟上・南秋地域での今後の取組について、触れてまいりたいと思います。
  • 県と県内全市町村とが協働で取り組んできた「未来づくり協働プログラム」によ り、潟上市では「トレイク潟上」が、五城目町では「屋内温泉プール」が、八郎潟町では「えきまえ交流館ハチパル」が、井川町では「子育て支援多世代交流館みなくる」が整備され、健康増進や交流の場として、多くの住民の方々に利用されております。こうした地域活性化の取組をこれからも後押しし、ふるさと秋田の発展につなげてまいります。
  • 地域住民が運営するお互いさまスーパーは、地域の買い物や交流の拠点として、地域に欠かせないものとなっており、五城目町の「みせっこあさみない」もその一つであります。こうした取組を引き続き後押しし地域の元気につなげてまいります。
  • 地域の皆様の協力も得ながら、八郎湖の水質改善に長年にわたり取り組み、その成果が着実に現れてきております。引き続き、八郎湖の水質改善にハード・ソフト両面から取り組み、県民共通の願いである「恵みやうるおいのあるわがみずうみ」の実現を目指してまいります。
  • 秋田県立大学が持つ知見や資源を生かした「次世代農工連携センター」を大学内に設置し、ICT等を駆使した農業の研究開発や農業人材の育成等により、秋田版スマート農業の実現を目指します。
  • 農業関係では、男鹿・潟上地区の園芸メガ団地において新規就農者を取り込んだキク栽培に取り組むとともに、未来の農業を先取りした「スマート農業」の実証が進められております。今後もこうした先進的な取組を応援してまいります。
  • また、令和4年の市場デビューを予定している秋田米の新品種「サキホコレ」については順調に準備が進んでおり、新年度からは生産団体による先行生産が始まります。その優れた食味と存在感で秋田米の牽引役となることを期待しております。
  • さらに、大潟村では、新年度から総事業費約500億円、約1万2,000ヘクタールの大プロジェクトである国営かんがい排水事業が本格工事に向けて進行しつつあります。大規模低コストな水田農業の確立につながる取組を県としても応援してまいります。
  • こうした潟上・南秋地域の取組を総合的に応援することで、次の世代への可能性に満ちた「ふるさと秋田」をしっかりと引き継いでまいりたいと考えております。

更新日2022年2月13日
秋田地域
  • 秋田地域での今後の取組について、触れてまいりたいと思います。
  • 県・市連携文化施設「あきた芸術劇場」の来年のオープンに向けた準備が進んでおります。本県文化の拠点としての役割が期待される「あきた芸術劇場」を核として、県都秋田市の新たなまちの魅力と価値の創出をもたらす取り組みを進めてまいります。
  • 秋田駅からのメインストリートである広小路を会場に、全県規模の物産展である「広小路バザール」が、この秋開催されます。かつての賑わいを知る一人として、広小路を歩行者天国として開催するビッグイベントを後押ししてまいります。
  • コンテナ取扱量の増加やクルーズ船の寄港など秋田港の利用が活発化しているほか、秋田港周辺には製紙や精錬、合板関係などの大規模工場が立地しており、広域観光の促進や物流の効率化による企業活性化の取り組みを後押しするため、秋田港アクセス道路の早期完成を目指し、取り組んでまいります。
  • 港湾内洋上風力発電については、昨年2月に秋田港での事業が着手されるとともに、9月には国内初となる基地港湾の指定を受けており、今後とも、洋上風力発電を含めた再生可能エネルギーの導入拡大を支援してまいります。
  • 農業関係では、秋田市雄和や相川、上北手地区において園芸メガ団地が整備され、「ダリア」や「えだまめ」、「ねぎ」等の生産拡大が図られているほか、ほ場整備事業による区画整理工事が8地区で実施されております。新年度は四ツ小屋地区でカントリーエレベーターの建設計画もあり、着実な進展を見せております。地域農業の発展に向けて、引き続き、様々な観点から応援してまいります。
  • また、令和4年の市場デビューを予定している秋田米の新品種「サキホコレ」については順調に準備が進んでおり、新年度からは生産団体による先行生産が始まります。その優れた食味と存在感で秋田米の牽引役となることを期待しております。
  • 児童虐待やDVなど複雑化・深刻化する問題に早期に対応するため、児童相談所、女性相談所などの機能を統合した新複合化相談施設の整備に着手し、児童・女性・障害相談への一体的な対応により、相談機能の強化を図ります。
  • このほか、金足農業高校の校舎の老朽化が進んでおり、できるだけ早く改築に取り組んでまいりたいと考えております。
  • こうした秋田地域の取組を総合的に応援することで、次の世代への可能性に満ちた「ふるさと秋田」をしっかりと引き継いでまいりたいと考えております。

更新日2022年2月13日
由利・にかほ地域
  • 由利・にかほ地域での今後の取組について、触れてまいりたいと思います。
  • 洋上風力発電については、昨年11月から「由利本荘市沖(北側・南側)」において事業者選定に係る公募が開始されるなど、着実に進展してきております。今後とも、洋上風力発電を含めた再生可能エネルギーの導入・拡大を強力に応援してまいります。
  • 産業関係では、由利本荘市内に工場を持つ電子部品大手のTDKが同市と連携し、社員寮を中心としたまちづくりを模索していることや、県外の大手コールセンターであるプレステージがにかほ市内に新たな拠点施設を整備していることなど、新たな動きが出てきていることから、こうした取組を重点的に支援してまいります。
  • 農業関係では、由利本荘市2地区、にかほ市2地区で園芸メガ団地が整備され、「リンドウ」や「キク」、「菌床しいたけ」等の生産拡大が図られております。また、県内一円の牛が上場される「あきた総合家畜市場」においては、コロナ禍の影響で依然厳しい状況ではあるものの、価格も少しずつ回復してきております。がんばっている農家の方々に寄り添い、応援を続けていきたいと思います。
  • また、令和4年の市場デビューを予定している秋田米の新品種「サキホコレ」については順調に準備が進んでおり、新年度からは生産団体による先行生産が始まります。その優れた食味と存在感で秋田米の牽引役となることを期待しております。
  • 電子・デバイス産業の集積が進み、鳥海国定公園など豊富な観光資源を有する本荘・にかほ地域の更なる発展には、山形県との交流を支える日本海沿岸東北自動車道の全線開通が不可欠であり、「遊佐象潟道路」の早期開通に向けて、市町村と共に取り組んでまいります。
  • 水道用水の確保や洪水被害の軽減など地域住民の安全・安心の確保向けて、鳥海ダムの建設工事が本格化しております。完成後は、観光など新たな地域資源としての活用も期待されることから、ダム完成後を見据えた地域活性化の取組を後押ししてまいります。
  • こうした由利・にかほ地域の取組を総合的に応援することで、次の世代への可能性に満ちた「ふるさと秋田」をしっかりと引き継いでまいりたいと考えております。

更新日2022年2月13日
大仙・仙北・美郷地域
  • 大仙・仙北・美郷地域での今後の取組について、触れてまいりたいと思います。
  • この地域は、乳頭温泉郷など全国的に人気な温泉をはじめ、夏の大イベントであります大曲の花火、小正月の時期に開催される刈和野の大綱引きや西木の紙風船上げ、さらには歴史を誇る角館武家屋敷の街並みや日本一の深さの田沢湖など、実に多彩な観光コンテンツに恵まれております。 コロナ禍で観光業や関連産業が大変な時期ではありますが、秋田のよさを絶やすことのないよう、全力で応援してまいります。
  • 本県を代表する地域資源である大仙市、美郷町にまたがる真木真昼自然公園を拠点とした交流人口の拡大や地域の賑わい創出を図るため、2市町や日本を代表するアウトドアメーカー「モンベル」などとも連携したアウトドア・アクティビティを展開してまいります。
  • 農業関係では、エリア内に4地区の園芸メガ団地が整備され、「トマト」や「ぶどう」、「菌床しいたけ」などが取り組まれており、新年度はさらに1地区で事業を開始する予定であります。今後も収益性の高い農業の実現に向け、その取組を応援してまいります。
  • また、本年度は全県の4割を占める20地区でほ場整備が実施されており、土地利用型農業のコスト低減と高収益型農業の転換を図る「あきた型ほ場整備」が進められております。
  • さらに、令和4年の市場デビューを予定している秋田米の新品種「サキホコレ」については順調に準備が進んでおり、新年度からは生産団体による先行生産が始まります。その優れた食味と存在感で秋田米の牽引役となることを期待しております。
  • 平成29年豪雨災害からの早期復旧とともに、相次ぐ自然災害から地域住民を守るため、淀川、楢岡川、土買川などの改修を行ってきました。今後も避けて通ることが出来ない自然災害の軽減に向けて、引き続き、河川改修等に取り組み、地域の皆様の安全・安心の確保を図ってまいります。
  • 秋田新幹線は、首都圏等を結ぶ本県交通の大動脈であり、県民生活や観光を支え る重要な交通基盤であります。その高速化と防災機能の向上を図るため、岩手県境 の新トンネル整備の早期実現に向けて、沿線市町村や関係団体と共に取り組んでまいります。
  • このほか、新年度から大曲高校において、現在の敷地に新校舎の建築工事を開始いたします。
  • こうした大仙・仙北・美郷地域の取組を総合的に応援することで、次の世代への可能性に満ちた「ふるさと秋田」をしっかりと引き継いでまいりたいと考えております。

更新日2022年2月13日
平鹿地域
  • 平鹿地域での今後の取組について、触れてまいりたいと思います。
  • まずは、今冬の大雪により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に会われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。大雪では初めてとなる災害救助法の適用など、迅速な対応に努めてきたところで あり、今後も皆様方のご要望を聞きながら、きめ細かに対策を講じてまいります。
  • 特に農業関係につきましては、雪解けに向かい、農業生産施設に加え、果樹などの被害の拡大が懸念されているところであり、樹園地・施設の復旧はもとより、種苗・資材の購入や水稲苗の運搬経費への助成など、農家の方々が新年度の営農に支障を来さないよう、全力で支援してまいります。
  • また、横手市は県内の市町村で農業産出額がトップであり、複合化の取組が進んでおります。市内に10地区の園芸メガ団地が整備され、「ほうれんそう」や「菌床しいたけ」等の栽培が行われるとともに、新規1地区も開始される計画です。新年度には、横手市雄物川に米穀や青果物の流通効率化を図るための大規模な集出荷施設の整備が予定されており、今後も収益性の高い農業の実現に向けた取組を応援してまいります。
  • さらに、令和4年の市場デビューを予定している秋田米の新品種「サキホコレ」については順調に準備が進んでおり、新年度からは生産団体による先行生産が始まります。その優れた食味と存在感で秋田米の牽引役となることを期待しております。
  • 1次サプライヤーである大橋鉄工やオロテックスといった自動車関連企業の進出が相次いでいるほか、プレステージインターナショナルのコールセンターの立地など、横手地域への産業集積が進んでおり、今後の自動車のEV化等も見据えた企業誘致に引き続き取り組むほか、秋田自動車道大曲IC以南の4車線化は、横手・平鹿地域の経済発展や企業誘致等にも大きく貢献することから、秋田自動車道4車線化の早期実現に向けて、市町村と共に取り組んでいまいります。
  • このほか、横手高校において、新校舎の建築工事を進めております。
  • こうした横手地域の取組を総合的に応援することで、次の世代への可能性に満ちた「ふるさと秋田」をしっかりと引き継いでまいりたいと考えております。

更新日2022年2月13日
湯沢・雄勝地域
  • 湯沢・雄勝地域での今後の取組について、触れてまいりたいと思います。
  • まずは、今冬の大雪により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に会われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。大雪では初めてとなる災害救助法の適用など、迅速な対応に努めてきたところであり、今後も皆様方のご要望を聞きながら、きめ細かに対策を講じてまいります。
  • 特に農業関係につきましては、雪解けに向かい、農業生産施設に加え、果樹などの被害の拡大が懸念されているところであり、樹園地・施設の復旧はもとより、種苗・資材の購入や水稲苗の運搬経費への助成など、農家の方々が新年度の営農に支障を来さないよう、全力で支援してまいります。
  • また、エリア内に4地区の園芸メガ団地が整備されており、特に関口地区においては、当地ならではの「せり」の産地形成を図ろうとするものであります。今後も収益性の高い農業の実現に向けた取組を応援してまいります。
  • さらに、令和4年の市場デビューを予定している秋田米の新品種「サキホコレ」 については順調に準備が進んでおり、新年度からは生産団体による先行生産が始まります。その優れた食味と存在感で秋田米の牽引役となることを期待しております。
  • 秋田・山形県境間のミッシングリンクの解消は、物流の効率化や観光による交流 人口の拡大を図る上で必要不可欠であり、「真室川雄勝道路」をはじめとする秋田・山形県境間の高速道路の早期完成に向けて、市町村と共に取り組んでまいります。
  • 水道用水や農業用水の確保、洪水被害の軽減など、地域住民の安全・安心の確保に向けて、成瀬ダムの建設が本格化しております。クリーンエネルギーである水力発電の創出に取り組むとともに、観光など新たな地域資源としての活用も期待されており、ダム完成後を見据えた地域活性化の取組を後押ししてまいります。
  • 観光関係では、栗駒山荘や小安温泉、秋の宮温泉、泥湯温泉等、個性豊かな温泉が多いことや、「うどんエキスポ」の開催など、様々な観光コンテンツに恵まれております。コロナ禍で観光業や関連産業が大変な時期ではありますが、県としても本県の観光振興に向けて力を尽くしてまいります。
  • 県と県内全市町村とが協働で取り組んできた「未来づくり協働プログラム」によ り整備された羽後町の「道の駅 端縫いの郷」は、地元の新鮮な農産物等の提供により、地元住民や多くの観光客に利用されており、今後もこうした地域資源を生かした地域活性化の取組を後押ししてまいります。
  • 地域住民が運営するお互いさまスーパーとして、県内第一号としてオープンした「仙道てんぽ」は、地域の買い物や交流の拠点として、地域の多くの方々に利用されております。こうした取組を引き続き後押しし、地域の元気につなげてまいります。
  • このほか、老朽化が進んでいる湯沢高校について、できるだけ早く新校舎の建築工事を進めたいと思います。
  • こうした湯沢・雄勝地域の取組を総合的に応援することで、次の世代への可能性に満ちた「ふるさと秋田」をしっかりと引き継いでまいりたいと考えております。

更新日2022年2月13日
原発の再稼働
消費税の増税
環太平洋パートナーシップ(TPP)協定への参加
カジノを含む統合型リゾート(IR)
北方領土の返還
靖国神社参拝
女性宮家の創設
選択的夫婦別姓制度の導入
ヘイトスピーチ規制
憲法改正
死刑制度の廃止

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