学歴
1980年3月
九州大学法学部卒業
職歴
1980年10月
長崎市役所入所
2002年4月
長崎市観光部観光振興課主幹
2006年4月
長崎市企画部統計課長
政歴
2007年4月
第32代 長崎市長
2011年4月
第33代 長崎市長
2015年4月
第34代 長崎市長
2019年4月
第35代 長崎市長
長崎駅周辺再整備
多くの人を呼び込み、市民が快適に利用できる長崎新幹線の整備(国の事業)、JR長崎本線の高架化事業(連続立体交差事業:長崎駅から北側に4つの踏切がなくなります。:県の事業)と合わせて、道路や駅前広場などを整備する土地区画整理事業(市の事業)を国、県、市が協力しながら進めています。
長崎の陸の玄関口が、少しづつ形を見せ始めています。
新しい長崎駅のイメージです。
駅のホームが2Fで、外からホームが見えるようになります。
駅前の広場も相当広くなり、明るく開放的な空間になります。
2Fホームの南側(海側)から、北側を見たときの新幹線ホームのイメージです。
右上の写真のような、透過性で膜構造の大屋根のホームになります。
左奥の列車が止まっているほうが、在来線のホームになります。
新幹線のホームと在来線のホームが隣同士にある終着駅は、長崎駅だけです。
新しい駅の西側(浦上川側)には、世界的な会議や大きな展示会、イベントなどが開催できるMICE施設ができます。
ほかにも、ヒルトンホテルや民間施設(NBC社屋)などができます。
多くの人が訪れ、市民も楽しめるようになります。
更新日2022年4月16日
松が枝国際観光船ふ頭再整備
海の玄関口、松が枝ふ頭には毎日のように大型客船が来ています。
大きな船も安全に泊まれるように、岸壁の拡張も完成しました。
現在大型客船が1隻しか停泊できませんが、2隻泊まれるように(2バース化)するため、県といっしょに国へ要望をしています。
2隻停泊できるようになると、入港できなかった船も来れるようになります。
更新日2022年4月16日
まちぶらプロジェクト
2つの玄関口の整備に合わせて、母屋である「まちなか」を元気にするための取り組みも進めています。
新大工町から中通り、浜んまち、銅座、新地、館内、東山手、南山手まで1本の道でつながった「まちなか」を歩いて楽しめるように、地域の人たちといっしょになって、「まちなかプロジェクト」を進めています。
中通りを中心とした中島川や寺町周辺では、「和」のまちとして、町家風の建物への改修への支援をしています。
この5年間で、33件の町家がよみがえり、ステキなまちに変わってきました。
町屋風の取り組みに合わせて、38店舗がオープンしました。
人通りも増え、まちに活気がでてきました。地域の人が、頑張っています!
銅座地区の賑わいを取り戻すために、まちづくりの一環として「銅座川プロムナード」の整備を進めています。
銅座川の暗渠をオープンにして、水辺を楽しめる広場的な広い歩道をつくり、人が賑わう場所にしていきます。
あわせて車道もつくり、地区の交通渋滞を解消します。
更新日2022年4月16日
新市庁舎建設
新しい市庁舎を今よりも「まちなか」に近い場所に建設し、「まちなか」のまちづくりにも貢献します。
今の市役所は古くて地震に弱いだけじゃなく、市役所本館を含めて8か所に分散していて、市民の方にご不便をおかけしています。
地域の困りごとや市民の方のいろんな手続きも、多くの部署にかかわるものが多くなっています。
分散している庁舎を1か所に集約し、市民の方が利用しやすく、市役所の業務も効率的になるようにします。
分散している庁舎を1か所にすることで、年間にかかっているコストを大幅に減らすことができます。
新しい庁舎の、完成イメージです。
低層部と高層部からなり、駐車場もできます。まわりには広場や歩道ができ、バスや電車の利用も便利になります。
低層部(オレンジ色)には市民の方が利用される部署や市議会(赤色)を配置し、高層部(青色)には執務室を配置します。最上階は展望ホールになります。
市民の方が来られる「窓口」部分のイメージです。
広く開放的な空間になります。快適な待合スペースやキッズスペースもあります。
窓口では、いろんな手続きが1か所でできるようになります。相談コーナーは個室タイプを設けるなど、ハード・ソフトともに充実します。
「市民の方が訪れやすく、円滑でやさしいサービスを提供し、事務が効率的に行える機能的な庁舎」をめざします。
新しい市庁舎は、「経済的で柔軟性のある庁舎」を目指しています。
これからの時代は、人口減少、少子化・高齢化の進展とともに、さまざまな社会情勢が変化し、市役所に求められる役割も変化してくることが予測されます。
このため、市役所の組織の変更や職員が減った場合にも対応できるように、新庁舎は壁などの間仕切りをつくらずレイアウトが自由にできるオープンなフロアであるユニバーサルレイアウトにして、コスト縮減に努めます。
建物の形も、いろいろ検討しました。
図の下段の<中層の場合>では、右側の「南側の通り」のように周囲の空間がせばめられ、圧迫感を与えてしまいます。
そこで、人や空間への圧迫感を減らし、景観に配慮するとともに、新庁舎の周囲に与える影響をできるだけ小さくすることなどを考慮して、現在の形にしています。
新しい市庁舎の19階からは、このような景色が見られるようになります。
建物が大きすぎるのではないか、というご意見があります。
新しい庁舎は46,200㎡の面積になりますが、職員一人当たりの面積は21.39㎡で、近年建設された類似都市の庁舎の平均25.26㎡と比較すると、18%も少なくコンパクトになっています。
将来、職員が減ることも想定されますが、その場合でも一人当たりの面積は24.84㎡であり、過大な面積ではありません。
新しい市庁舎と今の市庁舎の面積を比較すると、1.5倍の大きさになっています。
中身をみてみると、職員が働く執務室はそれほど広くなっていませんが、市民の方が利用される会議室や多目的スペースが新設され、待合スペース、相談窓口、トイレ、通路などの共有部分が広くなっています。
今の市庁舎は窓口や待合場所、通路などが狭く、大変ご不便をおかけしていますが、新しい市庁舎は、バリアフリーに対応し、プライバシーにも配慮した安全・安心に利用できる庁舎になります。
新しい市庁舎を建てるために、25年以上前から貯金(基金)をしています。現在、160億円貯まっています。
新しい市庁舎を建てる費用は258億円ですが、その62%は基金(貯金)でまかないます。
残りのお金も、国の補助金や国から交付金をもらえる有利な地方債(借入金)を使うようにしています。
更新日2022年4月16日
新たな文化施設
新たな文化施設を整備します。
芸術性や専門性が高く、市民が利用しやすい施設をめざします。
建設場所は、市庁舎跡地と県庁舎跡地で検討してきましたが、県庁舎跡地に建設することで県市が合意し、それぞれの議会にご意見をうかがうようにしています。
更新日2022年4月16日
交流拠点施設/MICE施設
交流人口を増やし、地域経済を活性化するために、新しい長崎駅の西側(浦上川側)に、MICE施設を中核とした交流拠点施設を民間と協力しながら整備します。
ホテルはヒルトン長崎、民間収益施設はNBC社屋になります。
MICE施設は、コンベンションやイベント、展示会、各種会議などができ、ホテルも併設しているので、参加者が使いやすい施設となっています。
緑色部分のMICE施設は、長崎市が整備して民間事業者が運営します。青色部分は、民間事業者が整備して運営します。
それぞれ協力・連携しながら、地元企業参画のもと、長崎の活性化に取り組んでいきます。
ホテルは、世界的なヒルトンホテルができ、運営は地元企業が行います。
MICE施設の整備費は、約147億円かかります。土地の取得費用は約69億円で、合計約216億円です。
地方債(借入金)の償還利子16億円を加えると、約232億円になります。
MICE施設の建設にあたっては、国からの支援(補助金)が約62億円あります。
そのほか、民間収益施設などの整備に伴い、民間事業者からの定期借地料や固定資産税など、長崎市への収入は約73億円になります。
MICE施設の建設費や施設ができたあとの年間の運営費、建物の大規模改修費用などを含めたフルコストで試算した場合、毎年約1億5,500万円の費用がかかります。
MICE施設の整備に伴う経済波及効果は、施設ができた後に継続的に発生するストック効果と、建設事業自体の経済活動が生み出すフロー効果があります。
ストック効果としては、毎年のMICE開催による経済波及効果が約114億円。MICE施設の建設に伴うフロー効果が、約225億円になります。
建設費用や運営費用はかかりますが、大きな経済波及効果をもたらし、長崎経済の活性化に大きく貢献します。
MICEの開催は、幅広い分野の産業に経済波及効果をもたらします。
地元の企業に、多くのビジネスチャンスが訪れます。
MICE施設ができると、これまでできなかった大きなイベントや展示会などもできるようになります。
市民の方もいろんなものを見ることができたり、参加したりできるようになります。
これまで長崎では開催できなかった、楽しいイベントの開催なども期待できます。
こんなことも・・・
国際会議や併設した小さな会議室での分科会なども、同じ場所でできるようになります。
学会や大会も開催されます。
更新日2022年4月16日
トピックス
利用者が多くなった稲佐山展望台へのアクセスをよくするため、稲佐山公園の中腹駐車場から展望台まで行ける、スロープカー(40人乗り2台連結)を整備します。
ロープウェイのゴンドラと同じ、世界的なデザイナー奥山清行さんがデザインされました。完成が楽しみです。
野母崎地域では、恐竜の化石がたくさん発掘されています。
「~長崎は、恐竜王国だった~」
子どもたちにとって夢のある恐竜博物館を、野母崎地区に整備します。
これは長崎市の姉妹都市である、オランダのライデン市が所有するティラノサウルスの化石です。
ライデン市のご好意によりこのレプリカをつくることができるようになり、長崎市の恐竜博物館に展示します。このレプリカは、世界に一つしかありません。
長崎市は、これまで観光への新たな取り組みなどを進めてきました。
こういった取り組みが国から評価され、国も長崎市を支援してくれています。
長崎市は、釧路市や金沢市とともに「観光立国ショーケース」に選定され、国のモデルケースとしてさまざまな支援を受けています。
景観についても、全国10都市のなかに選ばれ、「景観刷新支援事業」の支援を受けています。
この国の景観の事業と観光の事業を同時に受けている都市は、長崎市だけです。
これからも国の中の先進都市として、頑張っていきます!
新大工地区では、民間による再開発事業が動き出しています。
新大工地区の、賑わいを生みだす核となります。
伊王島では、ホテルがリニューアルしました。
日本で初めての体験型マルチメディア・ナイトウォークが整備され、新しい夜の楽しみができました。
南山手地区では、歴史的な建物を保存活用して、これまで長崎になかったラグジュアリーホテルができます。
長崎市で、新たな1ページがはじまります。
更新日2022年4月16日
財政運営
長崎市の財政運営は大丈夫? といった声があります。大丈夫です!
平成21年度以降、ずっと黒字経営を続けています。
大型の事業ばかりやって、生活に必要なものにお金を使ってないのでは? といった声があります。
大丈夫です! 子育てや高齢者対策、福祉対策など生活に身近なことに、しっかり取り組んでいます。
グラフの赤枠で囲った部分が生活に身近な部分ですが、平成30年度の予算(全体の44%)は、平成18年度(29%)と比べると1.5倍に増えています。生活に力を入れ、増やしてきています。
一方、緑色の部分(人件費)と茶色の部分(公債費(借入金))が大きく減っています。
この10年間で、人件費は70億円、公債費は89億円減っています。
行政改革などの努力を行い、必要な予算をつくりだしています。
10年前と比べると、基金(貯金)をしっかりと貯めてきています。
平成19年度は76億円だったものを、平成29年度には219億円となり、143億円、2.9倍も増えています。
●市の財政運営は、将来の支出や収入を予測しながら、計画的に運営しています。
MICE施設などを整備するための、公債費(借入金)の返済額の推移も予測をしています。
公債費のピークは平成16年で、柿泊の総合運動公園やブリックホールなどをつくったことによるものですが、現在(平成29年度)は114億円(40%)も削減し、ピーク時の6割になっています。
今予定しているMICE施設や新市庁舎などを建設した場合、平成36年頃にピークを迎えますが、その後は大きく減少していきます。
●市民の暮らしに必要なものにお金を使うとともに、 雇用を増やし、長崎を元気にして、将来の収入を増やしていくことに投資をしていくことは、都市経営を行っていくうえで重要なことです。
更新日2022年4月16日
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